2009年2月26日木曜日

『革命社長』

機内用図書第三弾、復路で読んだ『革命社長』(吉越浩一郎著、日本実業出版社)。

『革命社長』

著者がドキュメンタリーで取り上げられていたので興味があったのと、日経ネットの連載を読んでいるので、今回買ってみた。これも機内用としてブックオフで購入。980円。

ブックオフでは2008年に出版されたものもあったが、とにかく字が大きくてボリュームが少なすぎた。仕方なくちょっと古い2005年のこの本を買ったが、これも字は大きい。また、著者が実際に書いたのではなく口述を編集者がまとめた作りなので、ある意味読みやすい。一時間もあれば読めてしまうと思う。

スピード決裁、社員への情報開示と仕事を任せるといったことが、著者および部下から語られるが、これだけであれば当然のことと思えてしまう。しかし、実際にそれを出来る会社がほとんどないので、読んでいる人はトリンプが羨ましくなると同時に、著者に親近感を抱くと思う。私もその一人。

しかし、如何せん文量が少ない。新刊で買う必要があるのかと思ってしまう。もっと社員へのインタビューを増やすなどの工夫は出来たと思う。この程度の内容であれば、ネットで著者のことを検索すれば読めてしまう。

本の内容よりも編集に文句を付けてしまったが、それでもトリンプで働けるのは羨ましいと思った。

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