香港北東部、深センとの国境の街「沙頭角(Shau Tau Kok)」が観光目的で1日1000人限定で開放されたので行ってみました。
通常は住民または特別に許可を得た人のみが入ることができる立ち入り禁止区域なので、香港人であっても警察に申請をして許可証を得る必要があります。
警察への申請はアプリから行えるので楽。電子化が進んでいます。
基本的になにもありません
ここから先が中国との国境
離島へ向かう船の桟橋
公園の向こう側は深圳のマンション群
まだ中国人が自由に海外に行けなかった頃は中国人観光客が訪れて賑わったそうです。いまは完全にさびれてしまっています。
なお、ここから中国への入国はできません。入国できるのはさらに特別な許可証が必要だそうです。でも行き来していた人たちはカードサイズの許可証をチラ見せしているだけでした。沙頭角に住んでいて、お隣の中国人に会いに行くとか、小規模な貿易の仕事をしている人たちかと思います。
単なる田舎町というだけで、訪れる価値があるかと言われれば微妙。でも観光でこんなところを訪れることもないので、香港に住んでいるからこそできることかと思いました。