ヒースロー空港に導入されている、入国審査システム「Iris(アイリス)」。
Irisロゴ
虹彩による生体認証システムで、指紋よりも確実で便利だと思われる。成田空港の自動化ゲートだけでなくIrisにも登録しているが、Irisはスキャナーを覗き込むだけで、パスポートは一切チェックされない。パスポートチェックがないことが本当にいいかは別として、パスポートを取り出す必要がないのは、荷物を持っている身にしてみれば非常に便利。また、当然ながら入国審査官による質問もないから英語が苦手でも安心。
申請は、出国審査後、空港内にあるIrisカウンターで書類記入と虹彩の撮影、そしてスキャナーを覗き込む練習だけ。10分ぐらいで終了します。
登録完了の用紙
Irisの使い方は、ドアの前に立つと自動で開き、内部に入ったらスキャナーを覗き込む。スキャナーには目の位置を合わせる印があるので、両目を上手く合わせる。合った瞬間に「カシャ、カシャ」とシャッター音が聞こえ、出口の脇から入国審査終了のレシートが出てくるので受け取ると、出口が開いて終了。
入国審査終了のレシート
当初はヒースロー空港だけでしたが、今はガトウィック空港、マンチェスター空港などにも設置されているようです。
ちなみに、Irisによる出国審査はありません。チェックイン後、係員にパスポートを見せて、X線検査を受けるだけです。
イギリスに住んでいなくても登録できるので、よくイギリスに行かれる方には登録して損はありません。
0 件のコメント:
コメントを投稿