古き良きヨーロッパの面影のある街です。観光スポットもたくさんありますが、そこは素通りして打ち合わせ場所へ。全く観光することなく、車で移動・・・
再開発地域
街はこんな様子
歴史のありそうな建物
今は政治・経済が安定しているので明るく感じますが、かつての最悪の状態のときは、この古い町並みが余計に陰気に感じられたのではないでしょうか。
現地の人と話をしましたが、2002年に経済が破綻したときには銀行預金に500万円あったが200万円が没収、その後は強制的に新銀行口座を作らされ、そこにすべての給与等を支払うことで政府の管理下に置かれたとのこと。
10年後はどうなってる?と質問しましたが、先のことは全くわからないと言われました。国が破産するとは思わなかったし、ましてや自分の財産が没収されるとも思わなかったはずなので、それを経験してしまうと先のことなどわからなくなってしまうと思います。
途中でウォルマートに寄りましたが、併設した為替ショップに大勢の主婦が並んでいました。そこは観光地でもなく郊外の普通のショッピングモールでしたが、たぶん、まとまった現金を入手したらドルやユーロに換金して持っておき、使うときだけこまめにペソに戻すのだと思います。いざというときの防衛策かと。
綺麗な町並みでしたが実情は厳しいままのようです・・・
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