当初は全席ビジネスクラスだったANA BusinessJet NH944。そのときは36席しかなく、就航当時は羨ましいと思っておりました。その後、エコノミークラスが出来て(ビジネス24席、エコノミー20席)、さらに減便となっています。インドなどの新興国も経済危機の影響を受けているので、そのうち運休になってしまうのではないでしょうか。
搭乗開始時間は、出発時間のわずか10分前。全員バスに乗り込んだら、沖止めされているNH944まで移動。このときも空港職員が手を振ってお見送りしてくれます。
機材はボーイング737-700ER。さすがに小さいです。ちなみに運航はEL(エアー・ニッポン)です。
NH944 ボーイング737-700ER
エコノミークラスからビジネスクラスを見るとこんな感じです。
ビジネスクラス
そしてエコノミークラス。6人ぐらいしか居らず、一人一列のような感じでした。
エコノミークラス
エコノミーにしてはシートが広く、欧州線のプレミアムエコノミー以上の広さだと思います。
エコノミークラス シート
座席リクライニング調整
シートテレビは通常と異なり、セパレートタイプになっています。
座席の肘掛を開くと・・・
黒い袋が見えます
アームを引き出し、袋を開いて・・・
モニタをアームに乗せると完了
電源コードは座席ポケットにあり、それを座席下の電源とつなげば利用可能です。モニタには全てのコンテンツが収められています。また、機体とは繋がっていないので、機内アナウンス時に中断されることがありません。
枕が意外と大きく、調べてみたら「欧米で人気の最高級ブランドCOCOON(コクーン)のシルクの枕」だそうです。
COCOONの枕
ところで、ムンバイ空港でスーツケースに巻かれたPPバンドとビニール袋ですが、成田空港のターンテーブルに出てくるときに、空港職員が全て外してくれます。この辺もビジネスジェットゆえでしょうか。
このような小さな機材に乗る機会も少ないので、貴重な体験でした。次回はビジネスクラスといきたいところですが、それまで運航しているかどうか・・・
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