トルコでの夕食。
地元民向けの店へ訪れるべく、グランドバザールからトラムで空港方面へ二つ目、アクサライ駅近くまで。イスタンブールはどこでもそうですが、路上には物売りがたくさん。しかも観光客相手ではなく、地元民相手。服、ベルト、時計のバンド、髭剃りの刃などを売っています。何故なんでしょう?
何軒もレストランがありますが、まずは美味しそうな店を物色。せっかくなのでトルコ料理、しかも美味しいところ。こういうときの判断は混んでる店に入るのが一番。ということで、一番混んでいた店へ突入。
チョプ・シシ屋
店員は私と目が合ったら「メニュー!」と言って店内に手招きします。メニューは店内ということなんだろうと思って入店すると、キッチンまで案内してくれます。結局のところ、いわゆるメニューはなく、作っているところを見せれば何を出すかわかるだろうということで、キッチンまで案内してくれたようです。
キッチン
奥でチョプ・シシ(串焼き)を焼き、手前では調理をしています。英語も通じない、メニューもない、でもその分、地元度は高いだろうということで、ここで食べることに決定。店内もローカル度満点。
店内
まずは薬味としてタマネギのスライス、何かの香草、これまた何かピリリと辛い香辛料、そして薄いパン(ナン)が登場。ところでこのお店、ハエがたくさんいて追い払うのが大変。途中で面倒になったので放っておきましたが。
薬味
そしてチョプ・シシがこれ。小さい肉が刺さっています。まず、パンにタマネギなどをお好みで載せて、つぎに串を載せたらパンでくるみ、そのまま強く握ったて串を引き抜きます。すると肉だけパンに残るので、ガブガブと食べます。
チョプ・シシ
焼きたてで美味しいですが、ちょっとパサついていたのでビールが飲みたくなりました。店員に「ビール」と言ったところ、通じません。ビールという英語も通じないぐらいのローカル度が高いということで、これぞ海外の醍醐味で嬉しくなります。そこで、「エフェス」と言ったところ判ってくれたのですが、アルコールの提供はしていないらしくありません。ということで、アイラン(甘くない飲むヨーグルト)を注文。
この店のアイランは自家製らしく、店内の謎の機械から注いでくれます。アイランがむき出しですが、ハエは大丈夫なんだろうか・・・
アイラン製造機
出てきたのがこれ。泡だらけ、そして甘くありません。本場の味です。舌が肉でこってりしていましたが、塩味のアイランですっきり。
アイラン
途中、頼んでいないのに焼きサラダが。店員は「サービス、サービス」のようなトルコ語を言っておりましたが、本当にサービスだったかは不明。結構お腹が一杯だったのですが、ここで残すは日本人の恥、根性で全部食べました。本当にトマトとシシトウの一種を焼いただけでした・・・
焼きサラダ
最後はチャイで締め。
チャイ
ここも値段は忘れましたが、安かったです。安い、美味い、ローカルな味こそ海外での楽しみ。
ところで、お腹は無事。このぐらいのハエは平気です。
0 件のコメント:
コメントを投稿