手持ちのドンがなくなりつつあったので、カードが使える、でもローカルなシーフードレストランということで、Bien Ngocへ。アナマンダラからタクシーで15分。10~15万ドンぐらいかかります。
街の喧騒を抜けて、橋を渡り、ローカルな地区へ入り、周りが林になってきたら角にお店があります。近くにも似たようなシーフードレストランがありますが、ホテルのスタッフ曰く、Bien Ngocのほうがいいでしょうということと、カードが使えるのでこちらを選択。
入り口から湾の下へ降りるような構造になっています。湾には沢山のランプが光っていますが、ランプの下には捕獲器がありロブスターの稚魚を光で誘導しているそうです。そしてそれから育てて・・・という話を聞いて、ゆえに高い!、ということだそうです。
ニャチャン湾に浮かぶランプ
誰もいないレストラン内
まずは当然ビールを頼みつつ、クラゲのサラダを。大きくて固めの寒天を食べている感じ。ところで、ここのビールはあまり冷えておらず、氷を入れます。ちょっとお腹が心配になりつつも、アルコールの誘惑には勝てず、しっかり痛飲。でも何も起こりませんでしたが。
クラゲのサラダ
イカの炒め物。ニンニクと唐辛子が効いてビールが進む
周りは何もないので静かですが、ランプを発電機で光らせているため、海からはポンポンポンというエンジン音が聞こえてきます。誰もいないレストラン、海に浮かぶ光、そして単調な音。なんとなく物悲しい・・・
ランプが灯る海
シーフードレストランに来たからには大物に挑戦です。ロブスターにしようかと思いましたが、Giaで食べているので今度は蟹で。チリクラブにしようかと思いましたが、お店の人にお勧めを聞いたところ何種類かあるうちの何かの蟹を進められたのでオーダー。ワイン煮かココナッツ煮のどちらかを選択できたので、南国っぽくココナッツ煮で。そして出てきたのがこれ。
カニのココナッツ煮
たぶん今いちばん旬のカニで、さらに一番味がわかるシンプルにそのまま茹でたものを進めてくれたのだと思います。ワインもココナッツも味付けではなく、臭みを取るためのものと思われます。なかなか素敵な姿ですが、物悲しい・・・
殻は割ってくれるので、あとはガシガシと食べるだけ。味付けはないに等しく、日本人的には醤油が欲しいところですが、満喫できました。
お値段は全て込みで48万6000ドン。日本円で2,108円。これだけ呑んで食べて、しかもカニを一匹食べてもこの値段とは激安です。ちなみにロブスターは150万ドンだったので、Giaの値段は決して高くなかったこともわかりました。
シーフード好きにはニャチャンは堪りません。幸せ・・・
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